皆様こんばんは。
師走を迎え、何かと慌ただしい時期になってまいりましたが、
いかがお過ごしでしょうか。
本日は和装の小物についてのご紹介です。
はこせこ…江戸時代に化粧道具やお懐紙を入れた「化粧ポーチ」のような物で、
着物の胸元に差し込む小物になっております。“夫以外の男性に染まりません。”
という力強い意思が込められています。
末広…小さな扇子の事でその名の通り末広がりの形をしていることから
縁起の良いものとされています。
懐剣…布でできた袋の中に短剣が入っているもので、自分の身は自分で守ります。
といった強い女性の意思や、魔除けの意味が込められていると言われています。
意味を知った上で身につけていただくとより日本人の古き良き心を感じながら
和装を楽しんでいただけるかと思います。